WHITE

小麦を使用する事、オレンジビール、コリアンダー等のスパイスを使用する事なども特徴です。苦味が少なくフルーティーで女性にも人気のある銘柄。当店は世界で一番有名なホワイトビールの醸造家ピエール・セリス氏のセリス・ホワイトやセント・ベルナルデュス・ホワイトを輸入しております。

  • セリス・ホワイト
    [ピエール・セリス氏 5%]

    ピエール・セリスがホワイトビールを復刻させたが、ヒューガルデン醸造所を火事で失い、今や世界一のビール会社へ売却したのは20年以上も昔。味わいが次々と変えられていく事を悲しんだが、彼はそこで終わらなかった。ホワイトビールの神がすべてを懸けて新たなるホワイトビールを醸造したのである。それがこのセリス・ホワイト。オレンジ、グレープフルーツのような果実を思わせる。
  • セント・ベルナルデュスホワイト
    [ピエール・セリス氏 5.5%]

    ヒューガルデン・ホワイト、セリス、ホワイトに続いてホワイトビールの神“ピエール・セリス”が挑戦した最後のホワイトビール。セリス・ホワイトに比べ、スパイシーでボディーある味わいは、他のどのホワイトビールも凌駕する程の素晴らしさ。このビールはセント・ベルナルデュス醸造所の酵母を使用しているからこそ。まさに、セリス氏とこの醸造所の合作。
  • トゥルブレット
    [カラコル醸造所 5.5%]

    ベルギーの南、ナミュール州カラコル醸造所(かたつむり醸造所)のホワイトビール。
    「濁り」を意味するこのビールはレモンを連想させる爽やかな酸味を持ち、このホワイトと似たホワイトはベルギーにも存在しない。薪にて醸造釜を熱するのはベルギーでもこの醸造所のみであり、「かたつむり」のようにゆっくりと味わいを求めて醸造を続ける姿勢が現れている。
  • フローリス・ホワイト
    [ヒューグ醸造所 5%]

    デリリウムを醸造するヒューグ醸造所のきれいに白濁したホワイト。バナナを思わせる甘味が特徴でデリリウムとは対照的に爽やかに飲み干すのに最適。暖かくなってきた時に飲んでいただきたい!ホワイトビールを飲み比べするのにもよい。

GOLDEN

一般的なゴールデンエールはストロング ゴールデンエールを指す。デリリウム・トレメンスを代表にアルコール度が高いが飲みやすいビールが多く、名前も「アル中による幻覚症状」など危ない物が多くなっている。

  • ピラート
    [ヴァン・スティーンベルグ醸造所 9%]

    海賊が航海の前に力を蓄えるために飲んだとされるストロングゴールデンエール。
    リッチなボディーを感じた後、軽やかな苦味とオレンジの甘み、複雑でスパイシーな味わいによってキレも感じるビール。
  • デリリウム・トレメンス
    [ヒューグ醸造所 8.5%]

    「アルコール中毒による幻覚症状」という意味のこのビールは、高アルコールながらもついつい飲んでしまって、目の前にピンクの象やドラゴンやワニが現れるという意味です。樽生ビールに比べ、ボディーが力強く飲み比べもいいでしょう。
  • ギロチン
    [ヒューグ醸造所 9%]

    フランス革命200年を祝ってヒューグ醸造所が醸造。デリリウム・トレメンスに比べ、赤みを帯びた色合いとボディーが血とギロチンを連想させる味わい。シュールなブランド名ながらも味わいは本物。その味わいでギロチンの名前とおり大変な事にならないように。
  • デュベル
    [モルトガット醸造所 8.5%]

    「悪魔」

TRIPEL

修道院ビールの中で8%~10%で黄金色のビールがトリペルと言われる。麦汁糖度はダブルよりも高いためにこう呼ばれます。ゴールデンエールに比べれば色、アルコール度数は近いものがあるが、トリペルの方がアルコールのボリューム感、フルーティーさを強く求めて醸造されています。

  • セント・ベルナルデュス・トリペル
    [セント・ベルナルデュス醸造所 8%]

    西フランダース州ウエストフレテレンに世界一とも呼ばれる修道院にて作られるビールが存在し、そのレシピを引き継いで醸造されたのがこの醸造所の始まりである。そこで醸造の始まったこのトリペルは、オレンジ色で花のようなフルーティーな味わい、そして少しの苦味が人々を魅了する。
  • セント・イデスバルド・ゴールデン・ブロンド
    [ヒューグ醸造所 9%]

    北海に面したベルギーの名物「小海老」でも知られるオステンド。その近郊にあるイデスバルドの町は9世紀にこの地で修道院長を務めた「聖人イデスバルド」から名付けられた。パインを思わせる甘みとかすかな酸味が特徴。
  • トリペル・カルメリート
    [ボステールス醸造所 8%]

    大麦、小麦、オート麦を使用したレシピはカルメル修道院より発見され、300年以上も前に使われていた伝統的レシピを再現した修道院ビール。パインや洋梨などを思わせる甘い味わいと香りが、特殊なグラスの中で交わり合う。大瓶の味わいも秀逸。
  • ルル・トリプル
    [ルル醸造所 8.4%]

    3人で切り盛りする小さな小さな醸造所。約20km離れたオルヴァル修道院から酵母を譲り受け、直火での糖化行程や醸造タンクの上部を解放する等、手のかかる醸造法を取り入れ独特の味わいを作りだしています。現在、最も有名なベルギービール評論家のティム・ウェブ氏も彼のベスト10ビールにはタラス・ブルバ、イクスイクス・ビターに並んでこのビールも入っています。苦味と甘みの同居が最高。
  • グーデンベルグ
    [デ・ランケ醸造所 8.5%]

    最初は趣味で始めた彼らが最初に本格的に醸造したビール。ポペリンゲ産の高級ホップを使って、発酵中にもホップを漬け込むドライホッピングで最高の味わい へと仕上げており、ホップの鞠花をそのままいただくかのような豊満なホップの香りと味わいがある。生のホップを漬け込み、そのタンニンのために渋みも感じ る。こちらもぜひ大瓶にてこのビールの真髄をお楽しみ下さい。

BLONDE

修道院ビールの中でも6%前後でアルコールが低く、黄金色でホワイトビール等の次の一杯に最適なビール。修道院ビールでなくでも同様のビールをブロンドと呼ぶ事が多い。味わいもほのかな甘みを持つものが多かったが、近年様々な醸造家の試みによりホップフラワーをそのまま漬け込んだまろやかな苦味を持つ物も増えています。

  • タラス・ブルバ
    [デ・ラ・セーヌ醸造所 4.5%]

    ゴーゴリの小説「隊長ブーリバ」では、ロシア側の軍人だった父が、敵国ポーランド人の令嬢と恋に落ちて裏切る息子を殺そうとするシュールな話。フランダースとワロン政府の連邦制が続くベルギーでもこんな話が起こらないようにと平和の願いを込めたビール。日本のビールよりも低いアルコール(4.5%)ながらホップフラワーのアロマ、苦味を最大限に生かしたビール。
  • ズウィンジー
    [ヴァン・スティンベルグ醸造所 8%]

    「子豚ちゃん」の意味を持つこのビールは、ゲントのズウィンジナードの町へ売上げの一部が寄付されている。この地域で有名なアウグスティンという修道院ビールを同じ醸造法の後、違う酵母を使用して瓶内二次発酵。醸造家の友人が養豚所を営んでおり、豚へこの酵母を健康の為に与えていた。そこで彼はこの酵母で作るビールに「子豚」とつけてくれと頼んだのが始まり。ブロンド色であるが酵母の風味が強い。「ピンクの象」ならぬ「ピンクのブタ」
  • ジネビア
    [デ・ラ・セーヌ醸造所 6%]

    最初にベルナルド氏がこの醸造所を始めた場所は、ランビックの醸造家が集まるこの地域には自然発酵酵母が住み着いていると言われるゼネ川が流れており、この地域ではそれがなまってジネ川と言われている。オレンジのような色合、アロマホップの鞠花からのまろやかな苦味、その中から感じるかすかな甘み。この醸造所の代表するビールで、最初に発表されたビールでもある。
  • ヴァレイル・エクストラ
    [コントレラス醸造所 6.5%]

    ゲント近郊の約200 年も前からほそぼそと操業している醸造所。ドライホッピングによるホップの味わいを重視したビール。ホップの香りと苦み、甘みが絶妙のバランスです!
  • カラコル・サクソー
    [カラコル醸造所 8%]

    カラコル醸造所は緩やかな谷を流れる川のほとりにあるナミュール州ディナンからすぐ近くにある。ディナンはサクソフォンSaxophoneを発明したアドルフ・サックスの出身地であり、かたつむり(カラコル)がサックスを持っていることからもこれがわかる。軽いレモンの皮のような香りと味わい、ワロン地方独特の甘みもからまる素晴らしいビール。
  • アラビア
    [デ・ドレ醸造所 8%]

    建築家、絵描きでもあるクリス氏が彼らの兄弟達と共に1835年から使用されていた醸造所を買い取り、1980年に趣味として週末にビール醸造を開始。みるみるうちに世界中のビール愛好家が訪れる醸造所、そして近所の老人から子供まで集まる憩いの場所となった。アラビアは近所である西フランダース州ワトウのポペリンゲ産ホップを使用したブロンドエール。ホップの苦味とボリュームのある味わいが熱狂的なファンを生み出す。
  • イクスイクス・ビター
    [デ・ランケ醸造所 6.5%]

    最初は趣味で醸造を始めた週末家業の二人が作り出す、名前の通り強い苦味のブロンドビール。ワトウ、ポペリンゲ産の生のハラタウホップを最大限に生かして醸造される。最も辛口なベルギービール評論家ティム・ウェブ氏も、ブロンドビールで唯一五ッ星を付けて評価。瓶内二次発酵によって味わいが変化し、大瓶と小瓶では別物と言える程、味わいに差が出る。ぜひ大瓶にて味わいをお確かめを。
  • ルル・ブロンド
    [ルル醸造所 7%]

    若き醸造家グレゴリー氏が最初に醸造を始めたビール。ルクセンブルグ公国に隣接したベルギーのルクセンブルグ州に位置し、オルヴァル修道院まで約20kmの近さ。早くからオルヴァルの酵母を取り入れ、アマリオホップを使用。このビールは蜂蜜を感じさせる香りを持ち、味わいも蜂蜜のような甘みからやがて苦味を感じることができる秀逸な一本。ベルギー、ルクセンブルグ州の傑作。
  • トゥルネー・ブロンド
    [カズー醸造所 6.7%]

    ベルギー最古の都市トゥルネーでは唯一の醸造所としてこのビールの醸造を始める。ワロン地方独特の甘味を持ち合わせながら( 砂糖は2 次発酵用に少ししか用いていない) もホップの苦味もしっかりしており、ワロン地方のブロンドとセゾンビール、両方の特徴を持ち合わせているようにも感じる非常に興味深いビールだ。出会った時に知ったが、ローラン氏とルル醸造所のグレゴリー氏は大学時代からの友人。It's a medium world!!
  • ストライセ・ミッケラー ( エリオット・ブリュー)
    [ストライセ醸造所 9%]

    2007 年ビール評価サイトratebeer.com にて世界一の醸造家となったベルギーのストライセ醸造所とベスト10 に入ったデンマークのミッケラーがコラボレーションして生まれたビール。IBU( 苦味の指数) が120 以上と突出した苦味とボリューム感あふれるボディーが特徴の ベルギーにて初めて本格的なIPA を発表した。これに飲み慣れてしまったら本場アメリカのIPA でも あまり感動しなくなるしれない。
  • レフ・ブロンド
    [インベブ社ルーベン工場 6%]

    バドワイザーをも買収した巨大会社“アンハイザーブッシュ インベブ”の作る修道院ビール。

AMBER

アンバー(赤褐色)という名前から、この色のビールがアンバーと呼ばれるが様々なアルコール度数や味わいがあるために一概に分類は出来ない。しかし、ローストを軽く加えたキャラメルモルトの奏でる軽やかなやさしい甘みが存在します。濃厚なビールの前の一杯に最適です。

  • カラコル・アンバー
    [カラコル醸造所 7.2%]

    世界でもここだけの薪からの火により釜を熱するカラコル醸造所。軽いロースト香とオレンジやレモンの甘み、その後に感じるしっかりとした苦味が存在する。かたつむり(カラコル)と同様ゆっくりと地に足をつけて醸造する小さな醸造所ならではの上品な味わいだ。
  • パウエル・クワック
    [ボステールス醸造所 8%]

    醸造所と宿屋を営んでいたクワック氏は、毎日宿屋に立ち寄る馬車の乗員が馬や乗客のために手をはなせず喉が乾いているのを見て、乗りながら飲む事ができるようにこのグラスを考案した。そして、皆に自分のビールを配ったとされる。深い赤褐色であり、ローストの甘みの後余韻が長く続くビールだ。

DUBBEL

修道院ビールの中で6%~8%で濃褐色の物がダブルと言われるようになった。もともとダブルとは麦汁糖度(ビールになる前の糖度)が通常の倍であるという意味から来ています。一見濃褐色なので「黒ビール=ギネス」と同様に思われがちだが、ベルギーの濃褐色~黒色のビールには各醸造所の製法や酵母により一つ一つの味わいが異なります。

  • ベルギー・チョコレート・スタウト
    [デ・ラ・セーヌ醸造所 /RIO BREWING & CO. 4.5%]

    3年の構想を経て、ベルギーにて醸造された世界初のベルギーチョコレートスタウト。醸造家ベルナルドと共に共同醸造。提供は日本とブリュッセルの名店 「ムーデル・ランビック」のみ。チョコレートではなくチョコレートモルトを使い、リッチなモルト感に3度のホップ投入による爽快な苦み。ベルギーの文化と 日本の架け橋となるビール。
  • スタウトリック
    [デ・ラ・セーヌ醸造所 4.5%]

    ベルギーには元々スタウトという分野がなかったが、ベルナルド氏がこれに挑戦。ソフトでドライだが、アイルランドのそれとは違い、生のホップの鞠花を使用することによりアロマティックな香りと舌で感じるフレッシュな苦味とローストの苦味が入り交じった新しいベルジャンスタウト。
  • セント・ベルナルデュス・ペーター
    [セント・ベルナルデュス醸造所 6%]

    ジャンヌダルクの時代に降り注いだ雨が地下水となり、150mもの地下から汲み上げられてこのビールとなる。洋梨やバニラのようなこの醸造所独特の香りに溢れ、なめらかでやさしい甘みが口を支配する。Pater、Prior、Abtの順に飲むのも通である。
  • セント・ベルナルデュス・ペリオール
    [セント・ベルナルデュス醸造所 8%]

    フランスとの国境から車で10分とかからないセント・ベルナルデュス醸造所。ペーター、ペリオール、アブトの中では最もバランスの取れた濃褐色のエール。ヘーゼルナッツやバナナのような甘みと、スパイシーで余韻の長い、鼻に抜ける味わい。
  • セント・ベルナルデュス・アブト
    [セント・ベルナルデュス醸造所 10%]

    ビール通や評論家には世界のベストビールの一つとして知られる。もともと世界一のビールと言われる「ウェストフレテレン・アブト」を醸造する「セント・シクステュス修道院」からレシピを与えられて1946年に醸造が始まったビール。吟醸香にも似た芳香、濃厚なボディーとボリュームの後に続くスパイシーな長い余韻が最高級のビールと納得させられる。最後の一杯として。大瓶にこのビールの神髄有り。
  • ルート・ボック
    [ヴァン・スティーンベルグ醸造所 7.5%]

    元々この醸造所は隣に農場を持っており、そこには山羊が飼われていた。「幸せの山羊」を意味するルート・ボックは、自立できないグラスというベルギーでも一、二を争う個性的なグラスが特徴です。酔っぱらってこぼしてはいけません。麦のロースト感を存分に楽しむ事ができるでしょう。
  • ノワール・ドッティニー
    [デ・ランケ醸造所 9%]

    ノワールはフランス語で「黒」ドッティニーとはデ・ランケ醸造所のある町。フランス語圏エノー州ムコンの一部にドッティニーがあり、北側のオランダ語圏出身の彼らはその町に根付いたビールを醸造したいと考え、このビールが誕生した。生のホップフラワーを重要視する彼らが初めて醸造したダークビール。花の香りと麦芽のロースト香が絶妙に交わる一品です。
  • グロッテン・サンテ
    [カゼマッタン醸造所 6.5%]

    ヒューガルデンを生み出したピエール・セリス氏。彼がシャンパンを熟成させる洞窟を訪れた際にある夢を描いた。「僕もこのように洞窟で熟成させるビールを作りたい」その彼の夢はこのビールで本物となる。ビール評論家マイケル・ジャクソン氏も近年の世界のベスト10に入ると絶賛。オレンジ等の柑橘や洋梨の香りバナナ、他にない独特でスパイシーな香りを持つ。
  • デリリウム・ノクトルム
    [ヒューグ醸造所 8.5%]

    1999年にデリリウム・トレメンス醸造10周年を記念し、醸造されたビールで「夜のアルコール中毒」を意味する名前の通り、夜更けに飲むのもいいでしょう。ローストした麦芽の香ばしさ、オレンジやパイン、トロピカルフルーツ等を感じさせる甘みとほのかに感じる酸味がすばらしい。
  • セント・イデスバルド・ドンカー
    [ヒューグ醸造所 8%]

    西フランダース地方で古くから用いられたレシピが特徴で、北海に面したオステンドの町に近いイデスバルドに残ったレシピである。オステンドの近くのパナの町にあった「パナポット」というビールとイデスバルドの味わいに共通点があるのは、この地方に伝わったレシピによるものではないだろうか。心地よい甘みとアルコールを楽しむ事ができます。
  • グーデン・ドラーク
    [ヴァン・スティーンベルグ醸造所 10.5%]

    ベルギーの鐘楼群は世界遺産に認定されており、ベルギー東フランダースの古都ゲントの鐘楼の頂上にグーデン・ドラークが西暦1111年よりそびえ立ち、ゲントを見下ろしている。このビールは一瞬ソフトな口当たりだが、どのビールにも負けない豊かなボディーとブランデーのような味わいのバランスが素晴らしい。
  • ノストラダムス
    [カラコル醸造所 9%]

    最初はカラコル醸造所(かたつむり)のクリスマスビールとして醸造されたが、年間を通して醸造されるビールとなった。名前の通り、このビールを飲めば、柑橘のデザートのような甘みでこの世が終わってもいいという程の満足感を感じる事ができる。
  • ウルビア
    [デ・ドレ醸造所 9%]

    1980年代までベルギービールは大量生産のビールの波に飲まれ、個性的な醸造所が次々と消えていった。そんな時期に医者や弁護士、建築家が、趣味でビール醸造を開始。時代の流れに逆行して、彼らだけにしか出来ない独特のビールを醸造するようになった。その最初のビールがこのビールであり、「私達の」「オリジナルな」という意味を持つ。フランダースレッドビールの酵母を使用し、炭酸が強く、酸味とローストの味わい、すべてが個性的。
  • ルル・ブラウン
    [ルル醸造所 6.5%]

    最初はルル・ブロンドのみを醸造しようと始まった醸造所だが、オルヴァルの酵母を使用した濃褐色のエールとして更なる味わいを目指す為に醸造。発酵釜の上部を解放したりと小さい醸造所ならではの手法を至る所に取り入れ、それが他に類を見ない味わいを作り出していった。口に含んだ瞬間、ローストされた麦芽の香ばしさと華やかな香りを感じるが、苦味と共にすっと喉を通っていく。
  • トゥルネー・ノワール
    [カズー醸造所 7.6%]

    ベルギーには少ないスタウトタイプであるが、属にいうスタウトではなく、ベルギービールとスタウトの融合ともいうべきか?ベルギービールの濃厚なボディーの後のほのかな酸味とドライであるがアロマティックな苦味。絶妙に絡まるこの味わいは、醸造家いわく、「その味が自分が好きなだけさ。」
  • レフ・ブリューン
    [インベブ社ルーベン工場 6.5%]

    バドワイザーをも買収した大会社の作る濃褐色の修道院ビールのブラウン。

CHRISTMAS

ベルギービールはワインと同じように10 年以上寝かせて熟成させることも少なくなく、元々長い冬の数ヶ月の間に変化する味わいを楽しむビールだけに、じっくりと熟成をされた味わいはまさに通好みです。

  • ペレ・ノエル
    [デ・ランケ醸造所 7%]

    こちらはサンタのおじさん。8月、9月に近所で収穫されたばかりの生のホップフラワーをふんだんに使用しています。
  • デリリウム・ノエル
    [ヒューグ醸造所 10%]

    デリリウムの冬季限定醸造。10%を感じさせない丸みのある甘みが特徴。寒くてもピンクの象は元気。
  • トゥルネー・ノエル
    [カズー醸造所 8.2%]

    フランス国境近くエノー州、ベルギー最古の町と言われるトゥルネー。1753 年よりも前から始まったが、父の代で69年に廃業。息子が再興しこのビールの醸造を始めた。5 種類の麦芽と3 種類のホップをふんだんに使用し、濃厚でなめらか、ナッティーな複雑な味わいだ。
  • ジネビア・クリスマス
    [デ・ラ・セーヌ醸造所 6.5%]
    元々のジネビアはブロンド色であるが、これは冬に合わせて秋に醸造したダークエール。取れたてのベルギーポペリンゲ産のホップを詰め込んだ一杯。
  • メール・ノエル
    [ヒューグ醸造所 8.5%]

    醸造家デイビッド氏の元彼女3人の顔、上半身、下半身を組み合わせた思い出のエール?ゴールデン色に映える女性のサンタが可愛らしい!!
  • スティル・ナハト
    [デ・ドレ醸造所 12%]

    1980 年代までベルギービールは大量生産のビールの波に飲まれ個性的な醸造所が次々となくなっていった。そんな時期に医者や弁護士、建築家が趣味でビール醸造を開始。時代の流れに逆流して彼らだけにしか出来ない独特のビールを醸造するようになったデ・ドレ醸造所。「サイレントナイト」
  • ジーザス
    [ストライセ醸造所 10%]

    彼らが誇るクリスマスビール「ジーザス」2009が登場!! 毎年レシピの変わるこのクリスマスビールは世界一の醸造家ウルバイン氏がこのビールの味わい、香りにやられている様子がラベルとなっている。
  • ルル・キュベ・クリスマス
    [ルル醸造所 7.3%]

    若きグレゴリー氏がクリスマスに込めた「最高の願い」をどうぞ召し上がれ。
  • セント・ベルナルデュス・クリスマス
    [セント・ベルナルデュス醸造所 10%]

    世界一のビールと言われる「ウェストフレンテレン アブト」のレシピを引き継いで醸造を開始したセント・ベルナルデュス醸造所のクリスマスビール登場!

TRAPPIST

ベルギーの6ヶ所、オランダの1ヶ所のみで修道院にて醸造される聖なるビール。

  • シメイ・ブルー
    [スクールモン修道院 9%]

    ベルギーでも有名なトラピストビールは濃厚なボディーと複雑な香り。
  • シメイ・ホワイト
    [スクールモン修道院 8%]

    他のシメイシリーズよりもふんだんに使われたホップの苦味と香りがキレを感じさせる。それと同時に深いコクも味わえる逸品。
  • オルヴァル
    [オルヴァル修道院 6.2%]

    ドライホッピングによる香りと苦味、飲むたびに異なる味わいは3次発酵ならでは。
  • ウェストマレ・トリペル
    [ウェストマレ修道院 9.5%]

    トリペルの元祖。
  • ウェストマレ・ダブル
    [ウェストマレ修道院 7%]

  • ロシュフォール8
    [サンレミ修道院 9.2%]

    ドライフルーツのような甘くスパイシーで複雑な香り。どっしりとしたコクとボディーのバランスの絶妙さはロシュフォール8ならでは。
  • ロシュフォール10
    [サンレミ修道院 11.3%]

    ロシュフォール8を更に重厚にしたような味わいはまさに最高峰の味わい。じっくり時間をかけて温度による味の変化を感じてください。

RED

フランスに隣接する西フランダース州にて主にオーク樽で寝かせる事により醸造される葡萄のような甘みと酸味が特徴の赤いエールを指します。葡萄を使っていないにも関わらず、この風味にみなが驚きます。フルーツビールを飲んだお客様は騙されたと思って試してみては?

  • クー・デ・シャルル・ブラウン
    [ヴェルハーゲ醸造所 5.4%]

    ラベルは牛がこの用具を引っぱり畑を耕すのに使用されるものです。オーク樽で約一年半熟成させる西フランダース州に伝わる醸造法を使用。これによって生まれる葡萄のような甘みと酸味が交差するバランスのよいレッドビール。
  • デュシャス・ド・ブルゴーニュ
    [ヴェルハーゲ醸造所 6.2%]

    ブランド名「ブルゴーニュ公国の王女」がラベルに描かれている。
    ヴェルハーゲ醸造所にて醸造された9ヶ月熟成と18ヶ月熟成のフランダースレッドがブレンドされている。葡萄やパッションフルーツ、青りんごなど様々なフルーツを思わせる複雑な甘みが特徴。

LAMBIC

ベルギーのブリュッセル近辺のみに生息すると言われる自然酵母を利用して自然発酵させたビールをいう。強烈な酸味が特徴だが、フルーツをブレンドしたフルーツ・ランビック等もある。また、最近ではこのランビックとブレンドして新しいビールを作り出している。

  • キュベ・デ・ランケ
    [デ・ランケ醸造所 7%]

    ジラルダン醸造所のランビックと買収される前に使用されていたローデンバッハ醸造所の酵母を使用したビールをブレンドさせ、これまでにない新しいランビックのスタイルをデ・ランケ醸造所が提案。ランビックの強烈な酸味が苦手な方にも飲める本格的なブレンドランビック。これにチェリーを半年以上漬け込む事によってデ・ランケ・クリークが作られる。
  • クリーク・デ・ランケ
    [デ・ランケ醸造所 7%]

    ジラルダン醸造所のランビックとフランダースレッドビールをベースに、本物のチェリーを半年以上漬け込む。ランビックの強い酸味とチェリーそのままの酸味がそのままあらわれている本格的なフルーツランビックである。ランビックのこれからのあり方をも考えさせられる一品。
  • オード・ベルセル・オード・グーズ
    [オード・ベルセル醸造所 6%]

    ドリー・フォンティネンに石を投げれば届く程といえば大げさだが、歩いてすぐに存在する。2002 年に跡継ぎ不足で閉鎖された醸造所だが、この醸造所のランビックを愛している親子二人が2005 年11 月25 日に再興し、ランビック作りを再開した。醸造法も以前の醸造所を操業していたまま引き継がれ、伝統的なランビックの灯火が消える事はなかった。酸味の強さはランビックの中では控えめであり、ドライであるものが多い。非常に多くの人に愛されるであろうグーズ。
  • オード・ベルセル・オード・クリーク
    [オード・ベルセル醸造所 6.5%]

    オード・ベルセルの若いランビックと3年寝かせたランビックをブレンドし、生のチェリーを樽に漬け込んでさらに発酵、熟成させる。1年もたてば、種以外はランビックの自然発酵酵母がすべて食べてしまうほどだ。1リットル  の中に400g ものチェリーが含まれており、チェリーとランビックの調和した酸味と共に味わう事が出来る。自然酵母は生き続け、10 年、20 年と偉大なビールへと変貌を遂げる。
  • オード・ベルセル・フランボワーズ
    [オード・ベルセル醸造所 5%]

    オード・ベルセルの若いランビック同士をブレンドし、さらに生のラズベリーを漬け込んで発酵、熟成。最後にそこへ加糖する事により、ランビックの酸味を押さえて飲みやすいフルーツランビックとした。
  • オード・ベルセル・クリーク
    [オード・ベルセル醸造所 4%]

    オード・ベルセルの若いランビック同士をブレンドし、さらに生のチェリーを漬け込んで発酵、熟成。最後にそこへ加糖する事により、ランビックの酸味を押さえて飲みやすいフルーツランビックとした。
  • ドリー・フォンティネン・オード・グーズ
    [ドリー・フォンティネン醸造所 6.3%]

    ブリュッセルに近いランビックの里ベルセルの町に位置し、アルマン氏は父から学んだランビックのブレンダー技術を生かしながらランビックの醸造にもチャレンジしたが、2009 年セラーの空調故障により自分でのランビック醸造を断念する事となった。不運にもめげず素晴らしいランビックのブレンドは現在も続ける事となり、この複雑だが、バランスのよい酸味を持ち合わせランビック通をうならせる一品だ。
  • オード・グーズ・ブーン
    [ブーン醸造所 7%]

    自然酵母を取り入れて発酵させた若いランビックと数年寝かせたランビックをブレンドしたものをグーズと呼ぶ。ランビックの語源とも言われるレンベークの町に位置する醸造所である。
  • カンティヨン・グーズ
    [カンティヨン醸造所 5%]

    ブリュッセルでも中心部に位置する伝統的なランビックの醸造所。ランビックの中でも強烈な酸味を有するが、ランビック本来の青カビのような臭みなどが強く存在する。ベルギービール通向けのランビック。

SEASONAL

セゾンビールとは農家が冬の間にビールを醸造し、夏の農業の合間に飲むためのビールが起源。南部のワロン地方で主に醸造される。農業の仕事中に飲むためだけあって比較的アルコール度は低く、淡い色のものが多い。その他にも、ベルギーには季節によって作られるビールが存在する。

  • ルル・エスティバル
    [ルル醸造所 5.2%]

    エスティバルとは夏。夏場に飲む為のビールに必要なのは喉越しだけではない、という醸造家の想いを感じる。この低いアルコール度での挑戦は、適度なボディー、甘み、苦味による最高のバランスと、人々の喉の乾きを潤すのを同時に解決することでした。彼のこだわりであるスパイスを使わない醸造法も面白い夏のビールです。
  • フォー・セゾン
    [ジャンデラン醸造所 6.5%]

    ブリュッセルからリエージュへ向かう途中のゆるやかな丘陵地帯にある、小さな小さな醸造所。ホップの花を発酵中も漬け込むドライホッピングによって醸造されるセゾンビールは他にはなく、喉を潤す味わいと花のような軽やかな香り、味わいが最高です。
  • ファイブ・センス
    [ジャンデラン醸造所 7%]

    “Cense”とはフランス語で農場を意味する。軽く赤みをおびており、フォー・セゾンについで生み出されたセゾンビール。4つの原料に加えてスパイスが使用されていること、人間の感覚全体である五感“5Sense”全てで感じ取るビールだと言う事から、ファイブ・センスと名づけられた。フォー・セゾンと同量のホップ、ドライホッピングが同様に行われるが、ホップの種類、ブレンドを変えたレシピが使われる。
  • セゾン・ドッティニー
    [デ・ランケ醸造所 5.5%]

    ベルギーのブリュッセルの西に位置するエノー州。この州では農作地帯が広がり、農作業の間に飲む為に醸造されていたのが起源であるセゾンビールが多く存在する。そのエノー州ドッティニーの町に存在するデ・ランケ醸造所でも新たにセゾンビールの醸造を開始した。これまでのデ・ランケ醸造所独特のホップの風味をそのままにいかしながらセゾンビールの豊かなボディーを持たせている。試験醸造中にも試飲していたが、これからの味わい、色合い。どのように変化していくのか乞うご期待!
  • セゾン・カズー
    [カズー醸造所 4.8%]

    通常の農民が農作業の間に飲む為に醸造をしていたのが起源のセゾンビールとは異なり、文字通り「Saison(季節)」のビール。小麦を使ったホワイトビールに2種類のホップとエルダーフラワーというヨーロッパではよく知られる花を加えている。
    この花が咲く5月中旬から6月中旬のみに醸造される。花びらから香る生々しくも青い味わいが非常にうまく表現され、ホワイトビールの爽やかに意外な苦味も加わった新しいタイプのビールである。
  • ボスクン
    [デ・ドレ醸造所 10%]

    キリスト教の復活祭、イースターのために造られたビール。ボスクンとは木のウサギを意味する造語で、醸造家クリス氏の兄弟のジョーの耳が大きい事から付けられたあだ名でもあり、それとイースターラビットとを引っ掛けている。ペールモルトとゴールディングスホップ、甘藷糖を使った瓶内二次発酵によるフルーティーだが、しっかりとしたボディーを持つ。

FRUITS

ベルギーではフルーツをビールに漬け込み醸造されるものが多く存在する。ベースとして使われるビールは主に ランビック、フランダースレッドビール、ホワイトビール等である。ビールな苦手な女性の方はこの種類から飲み始め、次にぜひフランダースレッドビールにトライして下さい。これが飲めれば立派なビール好き。これまでのビール観が変わる事間違いなしです。

  • デリリウム・レッド
    [ヒューグ醸造所 8.5%]

    もともとベルギーのヒューグ醸造所やデリリウムカフェでは樽生デリリウムトレメンスとフローリスクリークのハーフ&ハーフとしてアルコール度の高いチェリービールを作り飲まれる事があった。それをヒントにアルコール度数を非常に高いデリリウムのエッセンスをままにチェリーの味わいを加えた新しいデリリウムが誕生。
  • ピンク・キラー
    [シリー醸造所 5%]

    シリー醸造所のホワイトビールをベースにグレープフルーツ果汁を 使用した銘柄通りの色合いをしたフルーツビール。
  • フローリス・クリーク
    [ヒューグ醸造所 3.6%]

  • フローリス・アップル
    [ヒューグ醸造所 3.6%]

    ホワイトビールと林檎の爽やかな出会い。晴れた昼下がりに喉を潤すのにぴったり。
  • フローリス・フランボワーズ
    [ヒューグ醸造所 3.6%]

    ラズベリーは人生のように甘酸っぱい?
  • フローリス・パッション
    [ヒューグ醸造所 3.6%]

    トロピカルなパッションフルーツの香り。エキゾッチっくな夜に。
  • モンゴゾ・ココナッツ
    [ヒューグ醸造所 3.5%]

    ココナッツで南国気分。
  • モンゴゾ・バナナ
    [ヒューグ醸造所 4.8%]

  • リンデマンス・カシス
    [リンデマンス醸造所 3.5%]

    1986年に発表されたカシスのフルーツランビック。カシスを使ったフルーツビールは少なく、特にこれが有名。色身は濃いルビー(深紅)。カシスの酸味が ランビックにぴったり合い、甘さ控えめだが、バランスの良い風味。レゼルブではボトルも人気。
  • リンデマンス・ペシェリーゼ
    [リンデマンス醸造所 2.5%]

    ペシェリーゼはピーチ果汁をランビックに加える先駆けともいえるもので、今日多くの醸造所がフルーツビールを醸造する際に影響を与えている。ビールが苦手な方にこそ是非お勧めしたいビール。

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